内容や特徴
■送煙試験
発煙筒の煙を専用送風機で対象箇所から送り込み、昇煙状況を観察します。
分流式下水の場合などで誤接続調査に用いますが、排水施設の破損、流入経路把握、不明管の系統調査としても効果的です。
■音響試験
調査対象地点で発信機より音波を発生させ、到達点で音波を受信することで管路の接続状況を調査します。
不明取付管の導通及び誤接続の確認に用います。短時間で広範囲の調査を行うことができます。
■染料試験
無害な専用の錠剤を水に溶かして染色液を作り、対象箇所に流して流下状況を観察する調査です。
誤接続、流入経路調査、簡易流速調査、悪臭原因の究明など応用範囲が広い調査です。
染色液の流し込み作業
雨水配水管への流し込み
雨どい管への流し込み